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腸内フローラ検査サービス
Flora Scan(フローラスキャン)
Aoyama Medical Clinic
そもそも腸内フローラとは?
ヒトの腸内には1,000種類以上、約100兆個もの細菌が住みついています。このような腸内に住みつく様々な腸内細菌をまとめて「腸内細菌叢」と呼びます。腸内の壁面に多くの細菌がびっしりと生息している様子を、お花畑に例え「腸内フローラ」とも呼ばれています。
腸内フローラのバランス(細菌の種類や量)は、一人ひとり異なり、ライフスタイルによって大きく変化していくことが知られています。
様々な研究において腸内フローラが、あらゆる疾患と深く関わっていることが、明らかになりつつあります。腸(消化管)は全身の司令塔として機能しており、腸内フローラのバランスが悪くなると、下痢・便秘などの不調はもちろん、腸以外の病気の発症や悪化の原因にもなります。腸内フローラのバランスを保つことは、病気を予防し、健康を維持するために重要であると考えられています。
フローラスキャンとは?
Flora Scan
「Flora Scan(フローラスキャン)」は京都府立医科大学、摂南大学、株式会社プリメディカの三者共同研究によって得られた国内有数規模の日本人腸内細菌叢データベースを用いた検査サービスです。
Flora Scanでは、全く同じ手法で腸内細菌叢を解析した16の臨床研究で得られた、合計1,803名分の日本人の健常者と疾病有病者の腸内細菌叢データを統合解析しております。
特徴①:日本人特有のエンテロタイプの定義
腸内フローラの特徴を表す指標である「エンテロタイプ」は、先行する欧米での研究成果により、大きく4つのタイプに分類できるとされています。これらは⾷⽣活の傾向に影響されると考えられ、欧米の食生活とは異なる日本人に対し、欧米で定義された指標を用いて、腸内フローラを特徴付けることの妥当性に関しては様々な意見がありました。
本検査では、⽇本⼈の腸内細菌叢を特徴付ける最適なエンテロタイプ数の解析に着⼿した研究成果 *1 を実装し、日本人の腸内細菌叢を特徴付けるエンテロタイプを5つのタイプに再定義し、評価しています。
*1 Flora Scanに関連する研究成果は学術雑誌『Microorganisms』に2022年3月20日付で掲載されております。(https://www.mdpi.com/2076-2607/10/3/664/html)
特徴②:疾患との関連性を評価
Flora Scan(フローラスキャン)は日本人の腸内細菌叢を特徴付けるエンテロタイプと各疾患(炎症性腸疾患:IBD、機能性胃腸症、肝疾患、内分泌疾患、⼼疾患、精神疾患、⾼⾎圧、⾼脂⾎症、⾼尿酸⾎症、糖尿病)との関連性を評価*1しています。例えばIBDのオッズ比*2が、最も健康だと評価されるタイプの約27倍というタイプも存在することが明らかになっております。
*1特願2021-106050、発明の名称「疾患リスク評価のための腸内細菌叢のタイプ分類方法」
*2オッズ比とは、ある事象の起こりやすさを2つの群で比較して示す際の指標です
特徴③:独自の測定/解析ノウハウ
Flora Scan(フローラスキャン)は摂南大学農学部 井上亮教授が考案した腸内細菌叢測定ノウハウを移転した、摂南大学発ベンチャーである株式会社フローラディスカバリーにて測定を行います。井上教授が保有する独自の解析前処理工程および解析プログラムを実装しています。
Flora Scanの報告書について
検査当日にオプションを追加可能
日本人特有の腸内フローラタイプを評価し、タイプ分類した際の各疾患との関連度レベルが表記されます。注目の有用菌なども知ることができ、理想的な腸内フローラタイプとの比較も可能です。
検査結果はWeb画面上でも閲覧することが可能で、新たな研究成果が得られた場合は過去の検査結果含めてアップデートが可能です。
フローラスキャン導入元の、株式会社プレメディカ社の説明資料はこちら(PDF)
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