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腫瘍マーカー検査
腫瘍マーカーは、何らかのがんが疑われる場合、診断に至るまでの1つの手段として、その値を測定します。検査の結果、体液(血液)中の腫瘍マーカーの値が高いほど、特定のがんを発症している可能性が高くなります。ただし、腫瘍マーカーは、あくまでも「特定のがんを発症している可能性」として、捉えられるものです。特定の腫瘍マーカーはー定以上の数値を示している場合は、さらに詳しい検査を行い、 確定診断を行う必要があります。
実際の臨床現場では、多くの腫瘍マーカーが、がんの可能性を示す根拠として使われています。一つの腫瘍マーカーが複数のがんの可能性を示すことがありますが、ー方で、複数の腫瘍マーカーを作り出すがんも存在していることが分かっています。ー例を挙げてみましょう。
腫瘍マーカー検査(男性11種) | 腫瘍マーカー検査(女性12種) |
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・CEA[CLEIA](血清) ・CA19-9[CLEIA](血清) ・シフラ(サイトケラチン19フラグメント)[CLEIA](血清) ・シアリルLex-i抗原(SLX)(血清) ・α-FP定量[CLEIA](血清) ・ProGRP<血清>(血清) ・DUPAN-2(血清) ・PIVKA-II血清(血清) ・PSA[CLEIA](血清) ・SCC(血清) ・血清抗p53抗体(血清) | ・CEA[CLEIA](血清) ・CA19-9[CLEIA](血清) ・シフラ(サイトケラチン19フラグメント)[CLEIA](血清) ・シアリルLex-i抗原(SLX)(血清) ・α-FP定量[CLEIA](血清) ・CA125[CLEIA](血清) ・SCC(血清) ・ProGRP<血清>(血清) ・DUPAN-2(血清) ・PIVKA-II血清(血清) ・CA15-3[CLEIA](血清) ・血清抗p53抗体(血清) |
偽陽性とは、がんが無いにもかかわらず陽性反応を示すことです。偽陽性となる確率は、病気および腫瘍マーカーによって異なりますが、偽陽性となった場合に本当にがんがある確率は、それほど高くはないとされています。例えば、肺がんの腫瘍マーカーが偽陽性になる確率は、CEAでは25% 程度ですが、NSEでは5%程度といわれています。
多くの腫瘍マーカーは、がん細胞からだけではなく、正常な細胞でも作り出す物質です。しかし、がん細胞の方が、正常な細胞よりも成長が早く、より多くの物質を作り出します。つまり、特定の物質がより多く存在しているならば、それを作り出すであろうがん細胞が、身体の中に存在している可能性が高い、と捉えられるものです。
※腫瘍マーカーは、あくまでも「特定のがんが存在している可能性をしめしている」ものです。腫瘍マーカーの検査値の変化のみで、癌の存在、がんの進行度や回復度が判断できるものではありません。腫瘍マーカーの検査値について疑問がある場合は、なぜこの検査を行うのか、検査の結果が何を示しているのか、担当の医師にしっかりと相談することが必要です。
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