iPS細胞製品、条件付き承認へ
厚生労働省の専門部会において、iPS細胞を原材料とする再生医療製品2製品について「条件及び期限付き承認」が了承されたとの報道がありました。正式承認となれば、世界初のiPS細胞由来製品の実用化となります。これは再生医療において、研究段階から“実臨床”への大きな一歩と言えます。
そもそもiPS細胞とは?
iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、体細胞を初期化し、さまざまな細胞へ分化できる能力を持たせた細胞です。
理論上は、失われた組織や機能の再生を目指すことが可能とされ、長年研究が進められてきました。
今回の承認は「条件付き・期限付き」であり、今後、安全性と有効性のデータを積み重ねながら臨床活用が進んでいく段階です。
当院で扱う「iPS細胞培養上清液」について
ここで重要なのが、“細胞そのもの”と“細胞が分泌した成分”は異なるという点です。当院で提供しているのは、iPS細胞そのものではなく、細胞を培養した際に得られる「上清液」です。この上清液には、成長因子・サイトカイン・エクソソームなどの生理活性物質が含まれています。
つまり、
iPS細胞治療=細胞を使う治療
iPS培養上清液=細胞が出した有効成分を活用する治療
という違いがあります。細胞を体内に投与する治療とは、法的枠組み・安全管理・臨床位置づけが異なります。
当院の方針・考え方について
当院では、
・科学的根拠
・安全性
・法規制の遵守
・継続的な情報アップデート
を前提に、再生医療を提供しております。iPS細胞由来の正式承認治療については、今後のガイドラインと実臨床データを十分に確認した上で判断いたします。現時点で当院が提供しているのは、iPS細胞培養上清液を用いた成分利用アプローチです。
当院のiPS細胞培養上清液を用いた治療について、ご興味がある方はこちらで詳しくご紹介しておりますので、ご覧ください。その他ご不明点がございましたら、WEB予約またはお電話にてお問い合わせください。
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