母親のストレスと赤ちゃんのテロメアの長さは関連性があります。
赤ちゃんは子宮の中にいる時点で母親が感じるストレスや生活習慣の影響を受けています。
妊娠中に母親が高いストレスを経験した赤ちゃんは、ストレスの低い母親の赤ちゃんと比べて、テロメア長が有意に短いことが判明しています。
そのため、妊娠中は特に母親と赤ちゃんの健康を第一に考え、健康でストレスフリーな環境にすることが重要です。
良好な人間関係、ストレスの少ない環境、前向きな考え方、健康的な食事、有酸素運動、7時間以上の良質な睡眠などを心がけてテロメアを長くし、細胞の老化を防ぎましょう。
青山メディカルクリニック
院長 松澤 宗範
参考文献:
ストレスと老化 テロメアが教えてくれること
Author:エリッサ・エペル (カリフォルニア大学サンフランシスコ校 精神医学科)
Source: アンチ・エイジング医学 (1880-1579)17巻5号 Page440-443(2021.10)
プロフィール

- 松澤 宗範青山メディカルクリニック 院長
- 近畿大学医学部卒業。慶應義塾大学病院形成外科入局し、佐野厚生総合病院形成外科へ。その後、横浜市立市民病院形成外科として務める。埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科を経て、銀座美容外科クリニック新宿院院長として従事する。その後、青山メディカルクリニック開設し、今に至る。
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