円形脱毛症は毛包をターゲットとした自己免疫疾患です。
若年者から高齢者まで幅広い年齢層に出現し、慢性的に寛解と増悪を繰り返す場合もあります。
円形脱毛症に対してさまざまな治療が試みられています。
皮膚科ではステロイドの局所注射、局所免疫療法、ステロイド外用療法の治療法が多く選択させています。
その他にはステロイドホルモン内服や紫外線療法、ステロイドバルス療法などがありますが、副作用や中止後の再発が多いなどの理由で推奨度は高くありません。
また、円形脱毛症は無治療でも自然軽快することがあるため、新たな治療法を試みた結果、発毛が認められたとしても、それが治療介入による効果なのか、自然寛解による結果なのか、判定が難しいところがあります。
青山メディカルクリニックでは皮膚科で治療をしても治らない難治性の患者様に対して幹細胞由来エクソソームやミノキシジル外用療法による治療を行なっております。
エクソソームは先進医療となりますが、幹細胞由来のエクソソームは免疫機能を正常化する働きがあるため、免疫疾患による円形脱毛症には効果が期待できます。
青山メディカルクリニック
院長 松澤 宗範
プロフィール

- 松澤 宗範青山メディカルクリニック 院長
- 近畿大学医学部卒業。慶應義塾大学病院形成外科入局し、佐野厚生総合病院形成外科へ。その後、横浜市立市民病院形成外科として務める。埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科を経て、銀座美容外科クリニック新宿院院長として従事する。その後、青山メディカルクリニック開設し、今に至る。
新着記事
NEWS2023.01.14血中マイクロRNAによって13種のがんを高精度に区別することが可能に
NEWS2023.01.10日本テレビの『カズレーザーと学ぶ。』でエクソソーム治療が取り上げられました。(第3回)
がん治療2022.12.11腸内細菌と免疫療法との関連
コラム2022.12.05腸管粘膜リンパ組織における樹状細胞