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花粉症の治療、予防薬って?

WEB薬剤師 ブログ

長年花粉症に悩まされている方は多いかと思います。いつも使っているお薬が決まっているという方もいれば、毎年変えている、自分に合うお薬が未だに見つからない。今年から花粉症デビューしたために、お薬についてまったく分からない。など、様々だと思います。治療はもちろん、「予防」について考えることも大切です。今日は花粉症の治療薬、予防薬について説明していこうと思います。

花粉症に対して飲み薬では「抗ヒスタミン薬」が主な治療薬です。また飲み薬以外では鼻炎症状に対して鼻噴霧用ステロイド薬や眼の症状がある場合は抗ヒスタミン、ステロイドの点眼薬が使われます。
花粉などの原因物質が体に入ると、体内の細胞からヒスタミンという物質が花粉症の症状を引き起こします。抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンの作用をブロックすることで症状を和らげてくれるお薬です。

症状がでる前に「予防」として飲んでも大丈夫?

花粉症のお薬は、症状が出る前に使うことで、花粉症ピーク時の症状を抑えることが期待できます。症状が出る前に早めに使用することを初期療法といいます。
例年強い花粉症の症状がある場合には、初期療法が勧められています。初期療法の開始時期については、花粉症飛散予測日、または症状が少しでも出た時点で、抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬を使用することができます。

おすすめのお薬は?

個人差があり、どのお薬が、一番効果があるのかはっきりとした答えはありません。現在多くのメーカーから抗ヒスタミン薬が発売されています。内服回数(1日1回、1日2回タイプ、飲み薬ではなく貼り薬タイプもあります)、食事との関係、薬代、眠気の程度、症状の違いなどを考えて、なるべく自分の要望やライフスタイルに合いそうなものを選びます。
最近では症状がひどい方に、ゾレア(オマリズマブ)という2~4週間毎に投与する皮下注射の花粉症薬もあります。

花粉症の根治治療?!

症状を抑える薬ではなく、長期にわたってスギ花粉の症状を軽減させることを目的とした根治治療もあります。
免疫療法とも呼ばれ、現在は舌下免疫療法が主流です。5歳以上から始められます。
新規に治療を開始できるのは、スギ花粉の飛散が終わった頃、概ね5月中旬~下旬からです。効果の個人差はありますが数年継続することで効果がえられると言われています。

いかがでしょうか?

花粉症の症状で毎年悩んでいる方は自分が飲んでいるお薬の見直しを一度検討してみても良いかもしれません。一人で考えず、医師、薬剤師、登録販売者などに一度相談し、花粉症のお薬の見直しをしてみてみることをおすすめします。

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