食事の栄養素が大事!シミのない肌は食べ物で作る

WEB管理栄養士 ブログ

皮膚や粘膜のすこやかな状態を保ってくれる栄養素。
日焼け後の皮膚の回復はもちろん、普段からきちんと摂っておきたいですね。

そこで今回は栄養素別に肌にどのような栄養を与えてくれるのかをご紹介します。

ビタミンA

ビタミンAは野菜や乳製品に含まれています。
植物・野菜には、ビタミンAの前駆体「プロビタミンA」が多く含まれています。
プロビタミンは、体内のビタミンAが不足したとき必要な分だけビタミンAを作ってくれます。
βカロテンを始めとした赤や黄色の色素成分は、どんな野菜に入っているか想像もしやすいのではないでしょうか?

ビタミンAが含まれる食材や食べ物

チーズ
たまご
うなぎなど

プロビタミンAが含まれる食材や食べ物
ブロッコリー
にんじん
小松菜
ニラなど

ビタミンC

メラニンの生成を抑える、コラーゲンの合成を補助するなどの働きがあります。
体内で生成できない&留めておけないため、こまめに摂取する必要があります。
水に溶けやすく加熱調理に弱いため、生食できる野菜や果実で摂る方が効率よく摂取できます。
加熱するなら、成分が溶け出したスープがおすすめです。

ビタミンCが含まれる食材・食べ物
キャベツ
緑茶
パプリカ
ブロッコリー
菜の花
イチゴ
キウイなど

ビタミンE

新陳代謝のはたらきを助ける作用があります。
日焼けした肌に色素が沈着し、シミやソバカスになるのを防いでくれます。
シミを作らないためにも、積極的に摂りたい栄養素のひとつ。
脂溶性なので、油を使う料理で摂ると効果UPです。

ビタミンEが含まれる食材・食べ物
ほうれん草
かぼちゃ
アボカド
たらこなど

リコピン

言わずと知れた、トマトに含まれる抗酸化物質。
紫外線を浴びることで増えてしまう活性酸素に対抗するならこれ。
生食よりも加工品の方が多く摂れます。

ねばねば・ぬるぬる食材

めかぶのヌルヌルはアルギン酸、もずくのヌルヌルはフコイダンといったように、各食材でぬめりの成分は違いますが、ヌルヌルした食材にはどれも美容に欠かせない栄養素が含まれています。
含まれている成分をちょっと抜き出してみますね。

山芋…ビタミンB6、ビタミンC
オクラ…βカロテン
なめこ…トレハロース、コンドロイチン
もずく…フコイダン、βカロテン
めかぶ…フコイダン、アルギン酸

ビタミンB6は皮膚の抵抗力増進、
ビタミンCはメラニン生成抑制、
βカロテンは皮膚や粘膜の維持に欠かせないビタミンAの前駆体、
トレハロースは保水性維持、
コンドロイチンも保水性維持、
アルギン酸は保湿、
フコイダンは抗酸化…。
お肌に嬉しい成分が詰まっているのがねばねば・ぬるぬる食材。
いやあ、日本人で良かったですね。

低カロリーなものが多く、食物繊維も豊かで整腸やダイエットにも重宝するのも嬉しいところ。

たんぱく質

お肌に必要なのはなんといってもたんぱく質。
お肌だけでなく、爪や髪の毛、筋肉と、全身を若々しく健やかに保つ為になくてはならない栄養素です。
今はどこのコンビニに行ってもたんぱくを意識した商品が売っているので、とても便利。
サラダチキン、カツオスティック、豆腐バー、アーモンドミルクなど種類も豊富なので、飽きが来にくいのが良いですね。
ちなみに豆腐バーはダイエットにもおすすめです。
これ一本を完食するだけで疲れますが、だからこそ余計に食べずに済む&たんぱく質が摂れるところがポイント高めです。

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