鮭が持つ驚きのアンチエイジング効果とは
鮭の赤い色・アスタキサンチンは、すぐれた抗酸化力のある成分・カロテノイドの一種。赤色が濃いほど、カロテノイドの含有量が多いので、鮭を選ぶならなるべく赤い色の濃いものを。一方、野菜で高い抗酸化力を誇るのは、β-カロテンが豊富な春菊です。
「この2つの食材を使った料理で、今の時期におすすめなのが“石狩鍋”です。アスタキサンチンとβ-カロテンは油に溶けると吸収率が上がるので、仕上げのバター(油脂)もお忘れなく。また、そばを入れて“そばすき”にすれば、そばのビタミンPが更年期のほてりを冷まし、血圧を下げてくれます」
簡単なレシピをご紹介します。
・鮭のホイル焼き
【1】玉ねぎ1/4個は薄切りに、えのきたけ1/2袋は根元を切り落としてほぐす。
【2】アルミ箔に、【1】の玉ねぎ半量、生鮭1切れ、【2】のえのきたけ半量、バター大さじ1の順にのせて、アルミ箔を閉じる。
【3】【2】を繰り返し、もう1人分作る。
【4】【2】を1000Wのオーブントースターで、約15分加熱する。
・鮭と春菊の石狩鍋
【1】春菊1/2束は4cmの長さに切り、しいたけは石突きを切り落として半分に切る。木綿豆腐1/2丁(150g)は8等分に切る。
【2】鍋に、だし汁4カップとみそ大さじ3を入れ、煮立ったら半分に切った生鮭2切れ分(160~200g)を入れて蓋をし、3分煮る。
【3】【2】の鮭に火が通ったら、【1】を入れてしんなりするまで煮る。仕上げに、バター大さじ1を入れる。
どちらも簡単に作ることができるので是非実施してみてください。