疲れがとれないときに食べると良い食べ物 2024.07.5 WEB管理栄養士 ブログ Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 目 次1 体調や疲労のタイプの見極めが肝心!2 ビタミンB13 ビタミンB24 カルシウム5 鉄6 ビタミンB1+アリシン7 ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンE8 季節的な疲労(夏バテなど) 体調や疲労のタイプの見極めが肝心! スタミナがつきそうなボリュームのある食事が有効とは限りません。 体調や疲労のタイプによっては逆効果になってしまう可能性もあります。 身体の代謝を良くするには、エネルギー源となる糖質・タンパク質とともに、エネルギーを作り出す回路を動かすために必要なビタミン・ミネラルが必要です。疲労からの回復・また早めに取り除くためには以下の栄養素を含む食材を積極的に取り入れてみましょう。 ビタミンB1 糖質からのエネルギー生成。 ビタミンB2 タンパク質・脂質・糖質の代謝。乳酸などの疲労原因物質を取り除くのに必要。 カルシウム 筋肉のスムーズな動きを助ける。精神的な疲労・ストレスを緩和。 鉄 体内に酸素を運び、疲れやすさを取り除く。 筋肉疲労・肉体疲労 ビタミンB1+アリシン おすすめ食材:豚肉・うなぎ・豆腐・ネギ・ニンニクなど 新陳代謝をスムーズにするために糖質の利用効率が高まるビタミンB1を含む豚肉・ウナギ・豆腐などをとりましょう。ビタミンB1はアリシンと同時にとるとさらに疲労回復効果が高まります。 アリシンは強い抗酸化作用があり、ネギ・ニンニク・にらなどが代表格です。刻む・つぶす・熱を加えるといった調理法を加えると疲労回復効果がさらに持続*します。 慢性疲労・精神疲労 ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンE おすすめ食材:緑黄色野菜・果物(柑橘類)・酢・梅干しなど 疲労が蓄積した状態の身体は、活性酸素の増加・免疫力の低下を招きます。 活性酸素・疲労物質(乳酸)を除去する食べ物を積極的に摂りましょう。 色鮮やかな野菜・果物は抗酸化作用を持ち、ビタミンCも豊富です。鉄の吸収率を上げるためにも欠かせません。 ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や魚介類に多く含まれており、活性酸素を除去する抗酸化作用を持っています。果物や野菜と組み合わせて摂ることで効果がさらにアップします。 柑橘類・酢・梅干しなどに含まれるクエン酸は、疲労軽減効果が知られています。身体に吸収されにくいとされるカルシウム等のミネラルを体内に吸収しやすくする働き(キレート作用)もあります。 季節的な疲労(夏バテなど) おすすめ食材:キムチ・唐辛子・スパイス・果物(柑橘類)・オクラ・長いもなど 気候の変化に身体がついていけなくなると、食欲不振や胃腸の不調に現れます。 高湿度の夏場に起こる「夏バテ」は季節的疲労の代表的なものです。 食欲を上げるために、辛味や酸味など味に刺激のあるものを適度に取り入れましょう。 山芋やオクラ・なめこなどのネバネバした成分は食物の消化吸収を良くすることに加え、胃壁を守る働きがあります。肝機能を高めることにも効果的です。 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 風邪、風邪予防におすすめできる漢方薬 前の記事 【医師解説】脳疾患とエクソソームについて 次の記事