『医師が解説』老化制御　④オートファジーについて

オートファジーは、細胞内タンパク質分解の仕組みのひとつです。異常タンパク質の蓄積防止や栄養環境悪化時のタンパク質リサイクルに重要で、生体恒常性維持に関与しています。個体老化ではオートファジーが低下し、タンパク質やミトコンドリアが劣化します。
一方で、カロリー制限はオートファジーを活性化します。

　　　　　　　青山メディカルクリニック院長　松澤宗範

参考文献：医学のあゆみVol.279 No.52021.10.30