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なかなか治らない・・・ニキビができるプロセスとその対処法とは

WEBコスメコンシェルジュ ブログ

ニキビができるきっかけは、皮脂の過剰分泌が原因で、毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなり毛穴をふさいでしまうことです。ふさがれた毛穴の中では、皮脂が詰まってしまい、それを好むアクネ菌が増殖し、ニキビができるというプロセスです。とはいえ、必ずしも皮脂が多いからニキビができる、というわけではありません。たとえば、乾燥肌の人が大人ニキビができた・・・という経験もあるでしょう。また、皮脂の少ない頬にだけニキビができる、という人もいます。
アクネ菌は皮膚の常在菌で、肌表面のバランスを正常に保つ働きを担っています。このため、ニキビを防ぐために殺菌をするというのは考えもの。
では、何がニキビの原因になるかというと、それは複雑で、ホルモンバランスの乱れや免疫t力の低下なども原因のひとつといわれています。このような体内バランスの乱れには、ストレスや不規則な生活、偏食、睡眠不足、運動不足などといった、生活に関するあらゆることが影響しているのです。このように、簡単に原因を特定できない場合が多いので、ニキビが慢性化している人は、日々のお手入れだけでは改善できないことが多く、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

ニキビのタイプとその原因

角質肥厚

・原因
汚れを放置したり、洗顔のしすぎによる刺激によって、毛穴部分の角層が厚くなり、毛穴が詰まります。また、ホルモンの影響により皮脂分泌が過剰になることも原因といえます。

白ニキビ

・原因
毛穴の出口部分がふさがることで毛穴の中に皮脂がたまり、アクネ菌が増えます(アクネ菌は嫌気性菌)。さらに、皮脂が酸化すると黒ニキビになります。

赤ニキビ

・原因
毛穴の中で炎症が起こり、毛穴まわりが赤く腫れます。毛穴の中や周りに白血球が集まり、アクネ菌を攻撃するのです。さらに悪化し、膿を持つと、黄ニキビ(膿疱)となります。

クレーター(ニキビ跡)

・原因
炎症が進むと、毛穴の壁が壊れて広がることがあります。その炎症が強すぎるとへこみとなり跡が残ります。

■ニキビのお手入れ方法角質肥厚や白ニキビの段階では、ニキビ肌用の皮脂抑制、角層柔軟、抗炎症や殺菌効果のある洗顔やスキンケアがおすすめです。毛穴の詰まりが気になる部分に綿棒などで、AHAやサリチル酸などが配合されたピーリングなどの、角質ケア化粧品もおすすめです。
また、赤ニキビとなってきた場合には、触らずに、やさしい洗顔で余分な皮脂だけを取り除きましょう。炎症を起こしている状態なので、自己判断でケアを行わずに皮膚科で相談をしましょう。その際、問題がなければ、抗炎症や殺菌効果のある成分が配合された化粧品を使うとよいでしょう。

■ニキビの予防法
1.日々の洗顔
日々の洗顔では摩擦や刺激を避けつつも、余分な皮脂はしっかり洗い流すことが大切です。洗いすぎると必要な水分や油分を取り去ってしまうことがあるので、基本的には1日2回で充分です。酵素洗顔やピーリング化粧品は、毛穴の詰まりが原因となったニキビを改善する効果が期待できますが、肌の保湿力が低下しやすくなるため、洗顔後の保湿ケアをしっかりと行いましょう。

2.ニキビ予防効果のある化粧品を使う
皮脂を抑える効果のある成分、ニキビの炎症を抑える効果のある成分や、アクネ菌の殺菌や角質柔軟作用のある成分などを配合したニキビ予防化粧品を使用しましょう。

3.油分の少ないものやノンコメドジェニックを使う
油分だけがニキビのできる原因ではありませんが、アクネ菌は油分をエサにして繁殖します。油分の少ない化粧品や、アクネ菌のエサになりにくい「ノンコメドジェニック」と表示された化粧品を使うことおで、ニキビができにくくなります。

4.ターンオーバーの乱れを正常化する
バリア機能のある、正常な角層を維持するためにていねいな保湿をおこないましょう。毛穴の詰まりが気になる部分に、綿棒でピーリング化粧品を使用するなど、余分な角質を溜めないようにしましょう。

5.しっかりと睡眠をとる
睡眠不足になると、免疫力が低下し、ニキビができやすくなります。できるだけ規則正しい生活を送り、ホルモンバランスを整えることが大切であるといえます。

6.サプリメントや漢方を取る
ビタミンB2が脂質の代謝を、また、ビタミンB6が脂肪分解をコントロールするので、それらが不足するとニキビができやすくなります。ビタミンAやβ-カロチンはニキビの炎症を防ぎます。これらを豊富に含む食事を心掛けて、足りないときはサプリメントで補いましょう。また、自分自身のもつ自然治癒力を高めるための漢方薬を取り入れることもよいでしょう。

7.便秘を避ける
便秘もニキビを悪化させる原因になるといわれています。食物繊維の多い食事や水分をしっかり取り、規則正しい生活を心掛けて便秘に注意しましょう。

まとめ

ニキビがいつまでも治らない、慢性化している、炎症や化膿してしまった場合は早めに皮膚科を受診しましょう。飲み薬や治療薬など効果的な処置をすることで早期に治り、跡が残りにくくなるでしょう。

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