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乾燥肌の原因の一つが、腸内環境の乱れ。
そこで今回は腸内環境を整えるために有効な栄養や組み合わせをご紹介します。
腸内環境を整えて乾燥肌を改善しましょう。
乾燥肌の改善には、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えるには、乳酸菌などの善玉菌を多く含む発酵食品(納豆や味噌、キムチ、ヨーグルト、チーズなど)がおすすめ。
その際、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を一緒に食べると、善玉菌を効果的に増やせます。
食物繊維を多く含む食材には、海藻、ごぼう、サツマイモ、こんにゃく、きのこなどがあります。
腸内環境を整えることでターンオーバーが正常化し、乾燥肌の改善も見込めます。オリゴ糖は大豆などの豆類、ごぼう、玉ねぎ、バナナなどに含まれます。
乾燥肌の改善に必要な肌の弾力を生み出してくれるのが、コラーゲンとエラスチンです。どちらもタンパク質の一種で、肉や魚の「皮」にはコラーゲン、「筋」にはエラスチンが多く含まれています。両方の成分を含む食べ物としては、手羽先や牛すじ、豚足、軟骨、魚の皮などがあります。
乾燥肌は保湿力が下がって起こります。ガゴメ昆布のぬめりに含まれるフコイダンには高い保湿力があり、肌表面に潤いをもたらします。
乾燥肌の改善にはセラミドを摂取することも一つの方法です。
肌の潤い成分セラミドを摂るのに適しているのが、生芋こんにゃくです。一般的なこんにゃくは、芋を乾燥させて粉にする工程でセラミドが失われますが、生芋こんにゃくは生のこんにゃく芋をすりおろして固めているため、セラミドが豊富に含まれています。
バランスよく栄養素を摂取するには、1日2個の卵を食べることがおすすめです。卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含む完全栄養食です。タンパク質のほかビタミンA、B、D、さらに多彩なミネラルを含み、美しい肌や髪を作ってくれるだけでなく、脳や目の老化予防にも役立ちます。
乾燥肌は、ターンオーバーの乱れで起こります。
ターンオーバーを正常に保ち、乾燥肌の予防に役立つのが、レバーや豚肉などのビタミンB₂、B₆を含む食材です。
牡蠣はビタミンやミネラルを豊富に含む理想的な食材です。特に亜鉛の含有量が高く、肌や髪を作るタンパク質の合成を促します。亜鉛が不足すると肌のターンオーバーが乱れるほか、爪が傷む、抜け毛や白髪が増えるなどの悪影響を及ぼします。
トマトに含まれるリコピンは肌の老化を防ぐほか、コラーゲンの生成をサポートし、シミを予防する働きがある抗酸化成分です。
1日1缶食塩無添加のトマトジュースを飲むのがおすすめです。
乾燥肌が気になる方には大豆食品もおすすめです。大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」には、細胞の新陳代謝を高めて肌の潤いを保つ、気持ちを落ち着かせるなどの効果があります。1日に必要な摂取量は、豆腐なら半丁、納豆なら1パック、豆乳なら1パック、きなこなら20gです。
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